先日、小雨降る中、スマホを片手に一番お気に入りの蕎麦屋さんでゆず入り吟醸蕎麦を食べてきました。清らかな白い吟醸蕎麦にゆずをかけて食べるのですが、夏の終わりの蒸し暑い中、しかも小雨ふる日に食べるゆず入り吟醸蕎麦はこころも体もわやかになり、蒸し暑さを忘れて一気に食べてしまった。
食べはじめてすぐに、十割蕎麦を持ってきた女将さんに、思わず、最高ですね、と言ってしまった。私を知る人ならばこのような言葉を人にも、モノにもいわない人間だと知っているのですが、思わず口から飛び出したときには自分自身も驚いてしまった。
女将さんが持ってきた十割蕎麦がもさもさで、味もなく、ただおなかを満たすだけの食べものだと思えるほどだった。もう一枚食べたいと思ったが、以外にもおなかがいっぱいになってしまい、そば湯を飲んで相変わらず早食いでさっさと農家づくりのそば屋を出て帰路についた。
帰りの車の中で、次は吟醸蕎麦と粗挽き蕎麦にしようと、ぽつりと言って次の話題に移っていった。次は二ヶ月後である。
毎日蕎麦米を朝食に食べている、乾麺だが十割蕎麦が時々夕食になる。蕎麦を食べるたびに吟醸蕎麦のことを思い出す。
ひょっとすると蕎麦に特別な思いを残した知り合いだいるのかも知れない。周りには人ではない意識ばりなのに、隠れたところに意識を飛ばしている元人間がいるのかもしれない。
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