我々生命は枠の中で生きている。
細胞膜の中、肉体の中、地球の中、である。
これらは物質によって形成された枠の中である。
しかし、太陽系に枠があるのだろうか、太陽系の端はあるのだろうか?
太陽の引力の範囲と範囲外はあるのかもしれないが、それは物質的な枠ではない。
目に見えないエネルギーの力の境界である。
では太陽系が存在する天の川銀河に枠はあるのだろうか。
さらに、天の川銀河が存在する宇宙という名前をつけた世界に枠があるのだろうか。
太陽系と同じで、周辺の銀河との間にはエネルギーの力の境界があるだけである。
確かに存在する物質と見えないエネルギーの力によって総ては形作られているようだ。
物質を破壊すればエネルギーになり、物質で構成された生命も破壊すればエネルギーになる。しかしそのエネルギーは目には見ない。
宇宙の外には枠があるのだろうか?
太陽系と同じように見えない境界があるだけなのかもしれない。
宇宙も含めた総てはエネルギーから出来た物質と見えないエネルギーの力の世界なのかもしれない。
見えるモノと見えないモノ。
だが見えるモノも見えないモノであれば、見えないモノが総てになる。
ではその見えないモノはどこにあるのだろうか。
見えないモノによって生きているわれわれ生命はどこにいるのだろうか。
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