2016年7月16日土曜日

死をどのようにとらえるかで死後がきまる


死は無になる、と考えるのは寂しい死後になる。

死後は無になると考えている人でも、死後はある。

だが、どのような死後になるのかを知らないで死ぬのは、無限の宇宙に一人乗りの宇宙船に乗って打つ出されると同じである。



死後世界は時間のない世界である。



気がつけば、まわりは氷だらけで生き物はどこにも見えない世界だとすればどうだろうか。

また、戦場のような紛争地帯にいたとしたらどうだろうか。

お互いが憎しみにあふれている元の人間ばかりが集う世界かもしれない。

どこに行くのはわからないということはどこに行くのかわからないのである。



自分で行く場所を知った上で死後を迎えたい。



たとえ話が極端な世界になってしまったが、実際一人で光のない死後世界を彷徨っている元人間いる、会ったことがある。

また、同じ事を進歩することなく繰り返している元人間ばかりが集まっている世界もある。



あなたの意識の世界の中にある世界があなたの世界になるが、意識の中のどの部分が死後世界になるのか、は死んでみないとわからない。

あなたが今快適な意識世界に生きていれば、他人には理解できなくても、死後はたぶんあなたにとって後悔のない快適な死後世界だといえる。死後世界は総ての記憶情報が残る世界だから、ごまかしのきかない過酷な記憶の世界になる。



自分がどのようなところに行けるのか、生きている間に体験してみたいと考えることは間違ったことだろうか、それは自分探しのたびになると思うのだが、、、。



総ての人間がいずれ死をむかえるが、総ての人がそれまでに自分の行き先を確かめておくことは意義のあることではないだろうか。


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