2010年8月15日日曜日

人の進化

最近アフリカで340万年前の動物の骨を石器で加工した化石が発見されたようである。 人の先祖はずいぶん前から石器を使い加工していたことになる。チンパンジー、フサオマキザルなどが周辺の石を使って食べ物を食べるのではなくて、石器を創り、動物の骨を加工していたことになる。 
我々の先祖が数千年前まで石器を使っていたのだから340年弱の間同じように石器を使っていたことになる。 だとすると最近の数千年の人の進化はとてもめざましいことになる。 農業が始まって定住して時間を手に入れてから、ものすごい勢いで進化したことになる。 獲物を追って移動していたのでは石器時代は終わっていないのかもしれない。 だとすると、農業を始めて、定住して、農閑期に星空、自然を観察するようになって今の人間に進化したのかもしれない。 
そう考えると、人には暇をつくり考えることが今後の進化につながるのかもしれない。 働かないで自由に思考を巡らすような暇人が必要なのかもしれない。 そのような人を多く持っている国が豊かな国と言えるのではないだろうか。 そういえば昔の会社はそのような暇で働かない社員に対して以外と寛大だったような気がする。 改善・効率ばかりを叫び、無駄は悪であるかのように社会全体が変貌していった頃からかもしれない。 行き詰まったような閉塞感のある日本になったのは、、、、、、、、。 車のハンドルにも遊びがあることでゆったりとした運転ができると聞いたことがある。 車を作っている会社が一番無駄をしない組織だったような気がする。 

日本だけではないだろうが、無駄な無駄は多くなったが有意義な無駄は無くなって来たのかもしれない。 派遣、パート、契約社員は昔は有意義な無駄の部分だったのではないだろうか? 無駄を無駄でなくして数字だけを目指して来たこの国は今、進化も発展も止まってしまったのかもしれない。
政治と公務員は、無駄の無駄ばかりをして、企業は無駄をなくして来た結果なのかもしれない。

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